先日、鎌倉市内の個人所有地に生える樹木の伐採や枝下ろし作業のお見積りに伺わせて頂きました。

鎌倉市内では小さな山や谷がたくさん存在しており、個人の方が山の斜面を所有している事が多々あります。

もちろんその様な所にも樹木は生えています。

ほんの一昔前までは燃料や道具として人を支えていた樹木達ですが、今となっては使われる事もなくなり山の木々は伸び放題の荒れ放題となっております。

鎌倉と言う土地は樹木が育つ柔らかい土の層が薄くすぐ下に土丹と呼ばれる岩盤になりますので、樹木たちは下方に根を張る事ができずに、横へ横へと根を伸ばしています。

ですので台風などの強風や、樹木自身が伸びて大きくなりすぎた時に根っこごと寝返りして倒れてしまいます。今回の件も一本の倒木からにお話でした。

今の世の中では木を切るとかわいそうと言う風潮がありますが、人と関わっている樹木は適切な管理が必要です。もちろん無計画に切り刻んでもこれまた逆に崖崩れの危険を増す事となりますので、山を持たれている方はしっかりとした専門家に相談して、樹木と付き合っていく必要があります。

私の住む鎌倉市では補助金の制度などもあります。近隣の横浜市なども同じ様な制度がありますので是非お住まいの自治体に問い合わせしてみて上手に活用してみてください。